東北本線
 浅虫温泉駅
 浅虫温泉 道の駅ゆ〜さ浅虫


 青森駅からバスで
 酸ヶ湯温泉 酸ヶ湯


 福島駅からバスで
 高湯温泉 あったか湯


常磐線
 湯本駅
 常磐湯本温泉 さはこの湯


仙台市営地下鉄
 長町南駅
 長町温泉 ペアーレ仙台


福島交通線
 飯坂温泉駅
 飯坂温泉 鯖湖湯








東北本線


浅虫温泉駅 浅虫温泉 道の駅ゆ〜さ浅虫

所要時間(片道):駅前すぐ

<行き方>
改札を出たら目の前に道の駅があるので、中に入ってエレベータでお風呂のある5階へ上がる。

所在地:青森市大字浅虫字螢谷341-19
MAPIONによる地図表示

電話:017-737-5151

website

営業時間: 7:00-21:00 受付は20:30まで

定休日: なし(臨時休業についてはお問い合わせください)

入浴料金:350円(2時間)

泉質等:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉


浅虫には温泉の他にも海水浴場があったり、水族館があったりと、旅行者のみならず青森市民にとってもちょっとした観光地でもある。青森県の温泉では屈指の知名度を有しているが、日本の温泉街を容赦なく影を落とす斜陽はここも例外ではないようで、太宰治は『津軽』でこの浅虫をどこかすれたような温泉であると表現しているが、それから60年以上経った今は無理矢理背伸びしてすれた風情を醸し出しているようにも思える。

平成11年にできたばかりの新しい「道の駅」である。本来はドライブ利用者を対象にした施設だが、JRの駅前にあってしかも駅舎の目の前という立地なので、鉄道旅行者でも気軽に立ち寄れる。
この施設は国道4号線と浅虫温泉駅の敷地に挟まれた狭い所に建てられており、青森県内の他の「道の駅」に比べると建物も駐車場も小規模である。最近はどうだか知らないが、オープンして暫くの頃、目の前の海水浴場が繁忙期となる夏休みの時期には、スペースが狭いために駐車場があっという間に埋まってしまい、国道にはちょっとした渋滞が発生した。

以前私が車で浅虫の水族館へ行った時にここを通りかかり、駐車場が埋まっていたのでそんなにいい所なのかと期待して寄ってみたことがあったのだが、建物の建坪が狭いためなのかコンセプトがいまいちなのか、物産品コーナーも軽食コーナーも大したことなく落胆した憶えがある。しかし5階に上がってみると、そんなマイナス面をカバーしてくれるようなお風呂が用意されていた。

清潔感の溢れる浴室はガラス張りになっており、陸奥湾を一望することができて非常に爽快である。津軽半島とマサカリ型の下北半島に囲まれた陸奥湾はいつも穏やかで、天候が荒れていても湾内はほとんど波が立たない。お風呂から鏡のように静かに光を反射する海を眺めていると、それだけで幸せになれる。男風呂にはヒノキの腰掛や桶が備え付けられていて、これも余計に幸せ感を増幅させてくれた。

浅虫温泉は基本的に集中管理による共同配湯なので、ここのお風呂だろうが、旅館のお風呂だろうが、どのお風呂で入っても同じお湯である。ただし、循環か否かは個々の施設によって異なるだろう。果たしてこの「道の駅」のお風呂が掛け流しなのか循環なのかはよくわからない。循環のような気もするが…。

なお、駅前から青森駅行(県立病院経由)のJRバスが出ている。東北本線で都合のいい列車が無い場合は、バスという選択肢を採ることも可能だ。

ドライヤー・ロッカーあり。その他は購入可能。

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東北本線からバスで…


青森駅から 酸ヶ湯温泉 酸ヶ湯

所要時間(片道)バスで1時間10分。下車すぐ。

<行き方>
青森駅前左手にあるバス乗り場からJRバス酸ヶ湯・十和田湖方面行で酸ヶ湯温泉下車すぐ。

所在地:
青森県青森市 MAPIONによる地図表示

電話:017-738-6400

website

営業時間: 7:30-18:00(混浴大浴場) 9:00-17:00(玉の湯)

定休日:なし

入浴料金:600円

泉質等:酸性硫黄泉 72.0℃ pH1.2



 〜 本 文 製 作 中 〜


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福島駅から 高湯温泉 あったか湯

所要時間(片道):バス(上姥堂・高湯温泉行)で約50分。高湯温泉バス停目の前。

<行き方>
福島駅西口から上姥堂(高湯温泉)行に乗る。このバスは乗換えなしで高湯温泉まで乗車できるが、上姥堂までは福島交通の運賃(510円)、そこから先の高湯温泉(ハイランド)までは別料金(250円)となり、上姥堂で一旦運賃を精算するので注意。高湯温泉バス停のを降りた目の前があったか湯。
平日と土休日ではダイヤが違うので注意(土休日は運行本数が減少)。

所在地:
福島県福島市町庭坂字高湯 MAPIONによる地図表示

電話:024-591-1125(高湯温泉旅館協同組合)

website

営業時間: 9:00-21:00

定休日:木曜

入浴料金:250円

泉質等:酸性-含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉 49.8℃ pH2.73


 高湯温泉はその名前の通り奥州三高湯のひとつである。ここには玉子湯という名旅館があり、そのお風呂に入ろうかと考えていたのだが、玉子湯を含め高湯の旅館は日帰り入浴の営業を生憎午後2時で打ち切ってしまう。その日私が福島駅に着いたのは午後1:45頃で、今から行っても間に合わない。仕方なく駅の観光協会に聞いてみたところ高湯にも共同浴場があるという。相当の混雑が予想できたが、ここまで来て引き返すわけにも行かないので、バスに乗って高湯へ向かった。

 バス停目の前にあるこのあったか湯は、周辺の旅館が日選り入浴の営業を終了した後だけあってか、非常に混雑していた。駐車場にも空車待ちの列ができている。さすがに内部は出来て間もないだけあって綺麗だが、全体的に小作りで脱衣場もあと少しで籠が埋まってしまうほどだった。

 入口で手にしたパンフレットには和風の湯屋をイメージして建設されたとある。館内には浴槽の種類のよって岩風呂・木の風呂・貸切風呂の3種類があり、当日男湯に割り当てられていたのは木の風呂だったが、和風の湯屋というよりは高原のログハウスといった趣が強かったように思う。
 脱衣場の様子からしてお風呂も相当の混みようかと思いきや、以外にもさほど酷くは無く、意外にも悠々とお湯に浸かることが出来た。お湯が若干熱かったためか、皆お湯からあがって体を冷ましていたためであった。確かに吾妻高原の涼しい風が吹きぬけているので、湯上りの体には実に清々しいのである。

 お風呂は露天風呂ひとつだけで、源泉から樋で引湯しているお湯を掛け流しにしており、硫化水素臭(卵の腐った臭い)のする白濁したお湯には沢山の湯の花が浮かんでいた。典型的な火山性の温泉だ。  カランは3つしかないため譲り合って使うしかないのが、お湯自体割りと強い酸性なので、浴槽へ入る前にしっかり体を流しておけば良いのではないだろうか。
 休日はさすがに混雑するが、それでも250円でちゃんとした白濁のお湯に入れるのだから、かなり満足できるだろう。

休憩室・ジュース自販機などあり。



     左:あったか湯 右:不動の滝(下記参照)

(余談)
 あったか湯から徒歩で30分ほどの所に不動の滝という落差約30mの立派な滝がある。花月ハイランドホテル脇より遊歩道が伸びており、標識に従って歩くと滝壺まで到達できる。途中に閉山した硫黄鉱山跡があったり、遊歩道自体も滝に接近するにつれ険しさを増すなど、遊歩道を歩けばちょっとしたハイキング気分を味わうことができる。新緑もしくは紅葉の季節にはさぞかし美しいことだろう。
 ところで、この滝を流れる清流を手にしたところ、ちょっとビックリした。本来無味無臭であるはずの沢の水からなぜか薄っすらと硫黄臭が漂い、しかも口に含むと金属的な渋みを帯びた酸味がはっきりと感じられるのである。どうやらこの水には温泉成分が溶け込んでいるらしい。見た目が綺麗だからといって、闇雲に沢の水を手にとって飲もうとしない方がよいだろう。口の中がとんでもない状態になる。以上、経験者の言葉。

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常磐線


湯本駅 常磐湯本温泉 さはこの湯

所要時間(片道):徒歩10分ほど

<行き方>
駅を出たらそのまままっすぐ進み、突き当たった県道を右手へ行く。県道が左へカーブすると、途中左手の山に温泉神社の杜が見える。温泉神社へ行く道と県道が交差する十字路(角に商工会議所あり)を右折し、100mほど行くと右手にある。

所在地:福島県いわき市常磐湯本町三函176-1
MAPFANによる地図表示

電話:0246-43-0385

営業時間: 8:00-22:00 受付は21:00まで

定休日:第3火曜

入浴料金:220円

泉質等:含硫黄・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 59.8℃ pH7.6


 湯本は浜街道唯一の温泉地として昔から有名だった場所である。駅舎側ホームにもお湯が滴るモニュメントが置かれており、お湯への期待が否が応にも膨らんでくる。江戸期は勿論、約1900年前から親しまれてきた温泉だが、常磐炭田の最盛期の時代になると、温泉は掘削の邪魔者として嫌われてしまう。しかし炭鉱の閉鎖後は炭鉱関係者の転職先として温泉を有効活用した常磐ハワイアンセンターがオープンし、再び温泉の町としての活路を見出してゆくことになった。今では中央競馬の競走馬の湯治場としても利用されている湯本だが、この地の中心的な外湯として地元民に親しまれているのが「さはこの湯」である。

 楼閣の門や火の見櫓を模した外観はいかにも観光施設といった風情で、土日にはかなり混雑するようだ。私の訪れた平日の夕方もズーズー弁のお客さんでいっぱいになっており、浴槽も芋洗い然とした状況だった程である。浴室には岩風呂と檜風呂があって、男女が日がわりで入れ替わる仕組みになっており、私は岩風呂のほうへ入ったのだが、客数のわりには小さくていびつな形をしている岩風呂の浴槽は、混雑時になると身の置き所に困る。下手に気を遣って他の客にスペースを譲ったら、岩の角でかるく擦り傷を負ってしまった。
 混んではいるが、それだけ人を呼ぶほどお湯は良く、無色透明の硫黄泉がたっぷり掛け流されている。浴室に入ると硫黄の香りが鼻を突く。


 余談だが、同じ福島県の飯坂には鯖湖(さばこ)湯という有名な外湯があるが、こちらは「さはこ(漢字表記だと三函)の湯」である。前者はアイヌ語地名の「サハコ」に由来しているらしく、後者は付近の温泉神社の旧称(佐波古神社)やそこに伝わる三箱伝説に由来しているそうなのだが、両者にどのような連関があるのかはわからない。東北地方にはアイヌ語地名が多く残っているから、飯坂も湯本も由来は同じなのかもしれない。

 ドライヤーあり。その他購入可。



 ※写真はパンフレットよりスキャンしたものです

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仙台市営地下鉄


長町南駅 長町温泉 ペアーレ仙台

所要時間(片道):南長町駅から徒歩3分ほど

<行き方>
太白区役所側(「THE MALL仙台長町」の反対側)の出口から地上に出る。そこからJR長町駅方向へ行き、交差点を渡ったらすぐ。

所在地:仙台市太白区長町南1-3-5
MAPIONによる地図表示

電話:022-304-5201

website

営業時間: 6:00-8:00 10:00-20:30

定休日:none

入浴料金:700円 (17:00以降500円)

泉質等:含鉄-ナトリウム-カルシウム-塩化物強塩泉


 このペアーレ仙台の正式名称は「社会保険仙台健康づくりセンター」と云うのだそうである。社会保険関連施設は何かとマスコミなどで行政改革に反する無駄な箱物だと批判の矢面に立たされやすいのだが、この施設の建設財源となっている社会保険料は薄給から否が応でも源泉で引かれているのだから、建てられてしまった以上は有効に利用しないと勿体無い。

 思いっきり仙台郊外の街中に立地しており、一見すると公営のスポーツ施設のようだが、この2階には温泉浴場がある。民業圧迫の批判をかわすためなのだろうか、津々浦々でこの手の施設は自施設の「売り」をアピールをしようとしておらず、ここの温泉も同様であって中に温泉浴場があるとはなかなか気付きにくく、まさに知る人ぞ知る温泉となっている。

 いかにも国の施設らしく、デカイ建物の中に入ると、中途半端に豪華で個性を無計画に抑制しているような内装になっている。しかし金はあるのだろう、非常に清潔感がある。1階でチケットを買って2階へ上がり、受付のお姉さんにチケットを渡して更衣室へ入る。
 奥に縦長になっている浴室は、浴槽側がガラス張りとなっている。外の景色は見えないため開放感は得られないのだが、明り取りになっていて浴室が全体的に明るくなっている。  お湯は食塩泉で、地下1200mから汲んでいるらしい。おそらく循環だろうが、それでも食塩泉の意地とでも言おうか、風呂上りはなかなか湯冷めせずお湯の効果を体感できた。

 ボディーソープ・シャンプー・ドライヤー・自販機などあり。


 ※写真はパンフレットよりスキャンしたものです

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福島交通線


飯坂温泉駅 飯坂温泉 鯖湖湯

所要時間(片道):駅から徒歩5分ほど

<行き方>
 電車は摺上川に沿った駅に到着する。駅前には線路や川と並行な通りと目の前の十綱橋で川を越えてくる通りが交差する十字路があるので、このうち川を越えてくる通りを橋の反対側(西側)へ進んで飯坂温泉中心部へ向かう。
商店や旅館が建ち並ぶ商店街を抜けてゆくと左手に鯖湖湯がある。

所在地:福島県福島市飯坂字湯沢
MAPIONによる地図表示

電話:024-521-2552 (福島市観光開発)

website

営業時間: 6:00-22:00

定休日:月曜

入浴料金:100円

泉質等:単純温泉 51.4℃


 飯坂温泉は奥州三名湯のひとつに含まれる古湯であるが、昔からの温泉街だけあって寂れ方も深刻のようだ。温泉街を歩いていると畳んだ商店や閉じた旅館がよく目に付く。開いている商店も30年以上品揃えが変わっていないような寂しい店ばかり。

 そんな商店街を抜けると、小さな祠や沢山たなびく幟と共に、まるでそこだけスポットライトを浴びているかのように、立派な木造の建物が目に飛び込んでくる。これが飯坂の象徴的な浴場である鯖湖湯だ。かつては日本最古の木造共同浴場として有名だったが、数年前に立て替えられてしまった。しかし明治期に建てられた昔からの姿を再現しているため、新しく綺麗な状態で伝統的な湯屋を楽しむことができる。いくら新しいとはいえ、丸みを帯びた屋根やヒバ板が張られた壁など、重厚感のある外観は見るだけでも十分に価値があるように思える。

 券売機で切符を買い、おじさんにそれを渡して中に入ると、いきなり浴室が広がっている。脱衣場と浴室が一緒になっているオールドスタイルで、古くからの温泉地に建つ共同浴場はみなこの形だ。
 建物自体はヒバ造であるが、浴槽や水周りは御影石で、木材と石材が上手い具合にマッチしていい雰囲気を作り上げている。建物は新しくとも昔からの形態を再現しているため、カランやシャワーはない。ちょうど私が入った時には観光客と思しき先客がいたのだが、カランがないためどうやって体を洗うべきか迷っていた。なるほど、外湯慣れしていないと、湯船から桶でお湯を汲むという発想に思い至らないようだ。

 単純泉のお湯は無色透明で、透き通ったお湯が吐出口からふんだんに注がれている。浴場の説明によれば、この鯖湖湯は観光客向けに若干ぬるめにしてあるとのことだが、それでもやはり熱めで、別の先客は水道の蛇口を全開にしてお湯を薄めていた。熱いお湯が好きな私個人としてはちょうど良い湯加減だったのだが…。
 温泉街は寂しくなる一方だが、お湯自体はとても気持ちの良いものだった。気取らず、しかも趣のある外湯である。

 備付品などは一切なし。


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