山形新幹線・奥羽本線(福島〜秋田間)
 東根駅
 東根温泉 巽之湯


 天童駅
 天童温泉 ふれあい荘


 かみのやま温泉駅
 上山温泉 湯町の湯


 赤湯駅
 赤湯温泉 大湯


 高畠駅
 高畠温泉 まほろば館

 (山形新幹線は停車駅にご注意ください)

左沢線
 寒河江駅・南寒河江駅
 新寒河江温泉 寒河江市市民浴場


駅からバスで…
 新庄駅から
 肘折温泉 上の湯


 新庄駅から
 肘折温泉 いでゆ館湯


 山形駅から
 蔵王温泉 下湯


 山形駅から
 蔵王温泉 川原湯







福島県域は東北本線のページをご覧下さい

奥羽本線の秋田〜青森間は奥羽本線2ページをご覧下さい



山形新幹線 奥羽本線(福島〜秋田間)


東根駅 東根温泉 巽の湯

所要時間(片道):徒歩15分

<行き方>
山形新幹線が停まるさくらんぼ東根駅ではなく、その隣の東根駅なので注意。改札はひとつ。駅前から伸びる道を数十メートル進むと県道との交差点がある(交差点左角には大きな果物屋がある)のでそこを左折し県道を直進。県道は交通量が多く、歩道の無い箇所もあるので要注意。田圃の真ん中を進むとやがて自動車ディーラーの大きな店舗が見え、道路の幅員も広がり歩道も確保されて、大きな交差点にぶつかる。この交差点の左奥側に巽之湯がある。なお、ここを右に曲がると東根の温泉街となる。

所在地:山形県東根市温泉3-2-14
MAPIONによる地図表示

電話:0237-42-0809

営業時間: 8:00-19:30

定休日:月曜

入浴料金:250円

泉質等:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉


山形新幹線の開業は沿線に様々な恩恵をもたらしたが、光が降り注げば陰が出来るのは必然の道理であり、隣に新幹線が停車するさくらんぼ東根駅ができてからの東根駅は、温泉街の最寄り駅とは思えない程のローカル駅となり、俄然斜陽の色を濃くしてしまったようだ。さすがに果物の街だけあり、周囲は田圃の他に果樹園も広がっているのだが、広々とした風景は余計物悲しさを際立たせているようにも思える。

この東根駅から北へ進むと東根の温泉街があるのだが、その入口に建っている銭湯が巽の湯である。銭湯とはいえ普通の民家かもしくは街の開業医のような建物で、お風呂自体も至って普通の銭湯だ。尤もお湯は普通ではなく褐色を帯びており、湯加減もちょうどよい。私が訪れた日は雪の降りしきる寒い日だったが、お風呂から上がってから暫くは汗が引かず、外へ出ても全然湯冷めしなかった。
浴室にはカランやシャワーが備え付けられて脱衣場にはドライヤーもあるから、旅行者も気軽に旅の垢を落とすことができる。お客さんも多く、生活に根ざした温泉浴場といえよう。

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天童駅 天童温泉 ふれあい荘

所要時間(片道):駅から徒歩20分ほど

<行き方>
駅前から伸びる通りを天童温泉方向へ真っ直ぐ進む。温泉街に入るとこの通りは緩やかに右へカーブする。途中左手に病院があり、その先の角(二見館と天童荘の間)に看板があるのでそこの路地を左へ入ると、まもなく左手に現れる。
駐車場あり。ただし10台程度。

所在地:山形県天童市鎌田1-12-18
MAPFANによる地図表示

電話:0236-54-3636

営業時間: 9:00-20:00

定休日:月曜日、第3日曜日(第3日曜日の翌日の月曜日は営業)

入浴料金:100円

泉質等:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 64.7℃ pH8.4


 温泉街の裏手にある地元人向けの温泉。100円という安さがありがたい。そのためだろうか、私が訪れた夜7時頃は比較的混んでいた。シャンプ−や石鹸などの備え付けはない(受付で売っていたはず…)。

 タイル張りの浴槽は小さめで、6〜7人入ればいっぱいになってしまうだろう。将棋の街天童をアピールするためか、湯の吐出口は将棋の駒の形をしている。そういうえばお風呂のみならず、この街はあちこちに将棋のオブジェが据えられていた。
泉質は透明な硫酸塩泉。お湯はとても熱く、爺さんがウーウー唸りながら高血圧の体をお湯に浸していた。


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高畠駅 まほろば温泉高畠町太陽館

所要時間(片道):0分(駅舎内)

<行き方>
改札の目の前。駅舎内に温泉施設がある。

所在地:山形県高畠町大字山崎200-1
MAPFANによる地図表示

電話:0238-57-4177

営業時間: 7:00-22:00 (受付終了21:30)

定休日:毎月第2月曜日(祝日の場合はその翌日)

入浴料金:200円

泉質等:アルカリ性単純温泉 41.3℃


 駅舎内の、しかも改札の目の前にあるので、駅からお風呂までの移動にかかる所要時間を全く気にする必要がなく、鉄道旅行者にはもってこいの温泉である。本当に改札を出てすぐなので、あまりの近さにびっくりしてしまった。

 施設自体は典型的な地方公共団体経営の日帰り温泉施設で、これといった特徴はないものの、浴室内には使い勝手の良いカランやシャワーの他サウナなども完備されている。ドライヤーもあるので旅行中でも心置きなく洗髪ができる。建物は山形新幹線の開業に合わせてつくられた新しいもので(オープンは新幹線の開業よりも若干遅れた)、浴室・脱衣場とも十分清潔感が感じられる。

 いかにも町おこしのために作りましたと言わんばかりの駅建物はラブホテルのような外観をしており、何も無い駅周辺の景色が駅舎に漂う寂しい空気を余計に濃くしているのだが、これは到仕方ないことなのだろう。なお、お湯の循環使用や塩素消毒を公表している点は潔くていい。

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かみのやま温泉駅 上山温泉 湯町の湯

所要時間(片道):徒歩20分

<行き方>
駅前から右前方に伸びる通りを道なりに進み、郵便局をかすめて前川の橋を渡ると、ショッピングセンター「カミン」が建つ大きな交差点があるのでそこを右折。上山(月岡)城址を左に見ながら、300mほど行った所で中央公民館方向へ左折。山城屋旅館・ホテル山内・鶴の休石(源泉)等の前を通り、旅館湯元五助まで来ると、左に狭い路地がある。そこを入ると突き当たりに湯町の湯がある。

所在地:山形県上山市湯町3-5-4
MAPFANによる地図表示

電話:---

website(上山市)

営業時間: 6:00-22:00

定休日:第1・第3月曜

入浴料金:80円

泉質等:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 63.5℃ pH7.8


 湯町の湯は駅からはかなり離れており、入り組んだ路地の奥にある判りにくい場所にあるので、あまり旅行者が気軽に入れるような風呂ではないかもしれないが、文字通り上山温泉発祥地の湯町にある外湯のひとつであり、その立地ゆえに地元の人しか知らないような隠れ家的雰囲気も味わえるので、時間があるときにはこの湯町の湯を訪れてみるのも一興である。

 ある冬の日、私が上山を訪れた時には既に真っ暗な夜となっており、適当に歩けばお風呂に行き当たるだろうという安易な発想で以って地図も見ずに歩き出したのだが、上山温泉街は全体的に狭く入り組んだ路地が多く、しかも上山城址を中心に温泉街が二分されているので、歩いてみたもののどこがどこだかさっぱり分からず、散々迷った挙句ようやくたどり着いたのがこのお風呂だった。

 券売機で切符を買い、受付のおじさんにそれを渡す。脱衣所や浴室と脱衣所外の廊下を仕切るものは、鴨居からぶら下がる暖簾だけで、廊下からは中の裸が丸見えである。ここに限らず古典的なスタイルのお風呂には外からの視線を遮る配慮のないところが多い。慣れていない人には戸惑ってしまうだろうが、慣れてしまえばこれも古典的外湯の魅力のように思えてくるから不思議だ。
 タイル張りの浴槽は丸い形をしており、澄んだ熱いお湯が絶え間なく注がれている。泉質が良いためか、上がっても全然湯冷めしない。客も少なく、ゆったりできて良い。

 この「湯町の湯」から少し下ると「鶴の休石」と呼ばれる上山温泉の源泉地や、雑誌等でよく紹介されている外湯「下大湯」(駅から15分 80円 6:00-22:00・無休)もある(駅から近いお風呂ならば二日町共同浴場がよいだろう)。  

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赤湯駅 赤湯温泉 大湯

所要時間(片道):徒歩25分

<行き方>
駅前から真っ直ぐ伸びる道をひたすら真っ直ぐ進む。国道113号を越え、烏帽子山公園を左手に見て温泉街に入る。旅館桜湯の手前の十字路を左へ曲がり、旅館に挟まれた道を道成りに進んで国道13号方向に進めば右手にある。

所在地:山形県南陽市赤湯
MAPIONによる地図表示

電話:0238-43-2156(赤湯財産区・温泉事務所)

営業時間: 4月〜10月→6:00-21:00 11月〜3月→6:30〜21:30

定休日:水曜

入浴料金:100円

泉質等:含硫黄・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 63℃ pH7.7


 面倒臭がり屋の私は、何も下調べをしないで直接現地へ赴いてしまう。赤湯の駅に降り立ったときも共同浴場について何も調べておらず、駅の案内表示で駅から温泉街まで2キロ近く離れていることを知り愕然としたものだった。それでもどこに共同浴場があるかはわからず、適当に歩いて迷った挙句たどり着いたのがこの大湯だった。後日調べてみたら、私が訪れた大湯は赤湯の共同浴場の中でも駅から最も離れたもののひとつだったらしく、改めて自分の物臭を後悔した次第である。

大湯と名付けられてはいるが建物はそれほど大きい訳でもなく、浴室も浴槽もやはり同様で寧ろ小じんまりしており、10人も入れば窮屈さを感じてしまうだろう。とはいえ、昔からそのサイズを保っているとするならば、やはり天然温泉を使った公衆浴場の類では大湯と呼ばれて然るべきなのかもしれない。

 入口で切符を買い、目の前にある受付でそれを渡す。テレビでNHKを見ていた受付のおじいちゃんは愛想よく応対してくれた。全体的にやや古めかしさを感じるものの、タイル張りの浴室はきれいに保たれており、心地よく入浴ができる。ここの浴槽は一般的なものと比べてやや深く、お尻をつこうとすると顔がお湯に潜ってしまうので、しゃがんで入るとちょうどよい。

 私が入った時のお湯はやや熱く、他の入浴客も小さく声を漏らしながらゆっくりとお湯に体を沈めていた。受付の壁には、利用客にアンケートをとったら「熱い」という答えが多く聞かれたので以後湯温を下げた、という内容の書かれた張り紙が掲げられていたのだが、やはり古くからの常連がピリっとくる熱いお湯を求めたのだろうか、湯温調節のなされているはずお湯も私のとっては十分熱く感じられた。尤も熱いお湯の方がいかにも温泉に入っているという実感に浸れるから、若干ピリっとくる程度で丁度良い。

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左沢線


寒河江駅・南寒河江駅 新寒河江温泉 寒河江市市民浴場

所要時間(片道):両駅とも、駅から徒歩15分ほど

<行き方>
寒河江駅から…南口を出て駅前通りを南(左)へひたすら真っ直ぐ。市街地を抜け、山形自動車道を越え、しばらく行けば右手にある。
南寒河江駅から…駅を出てすぐにある踏切の通りを右(西)へ行き、そのまま道なりに農村の集落や果樹園を進み、T字路にぶつかったら左へ行きそのまま真っ直ぐいけば左手にある。なおT字路辺りまで来ると道路の側溝から湯気が立っているので、側溝の流れを辿ればいい。
駐車場あり。

所在地:山形県寒河江市大字島字島西8
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電話:0237-86-1126

営業時間: 6:30-21:00

定休日:第2木曜日

入浴料金:100円

泉質等:単純泉 50.6℃ pH6.9 湧出400L/分


 最上川を見下ろす丘の上に位置している。沢山の車が停まっている駐車場の奥には源泉の汲み上げ小屋があり、お客を手招きするかのように湯気がたくさん上がっていた。

市民浴場を称するだけあり、私が訪れた平日午後の夜には老若男女を問わず地元のお客で盛況していた。100円という安さと広い駐車場が地元から支持される理由だろう(ただしシャンプ−や石鹸などの備え付けはない。受付で購入可)。浴槽は2分割されているが、湯栓に近い方はかなり熱い。お湯は一応透明だが濃い赤褐色をしており、カランのお湯もこの源泉のお湯が使われている。このため白いタオルは水で濯がないと染色されてしまうほど。浴槽に据付けられたさくらんぼのオブジェが田舎臭さを存分に醸し出している。

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沿線からバスに乗って…


新庄駅から 肘折温泉 上の湯

所要時間(片道):山形交通バスで約1時間強 バス停の目の前

<行き方>
新庄駅前のバス乗り場から肘折温泉行バスに乗り、肘折温泉第2バス停で降りる。バス停の目の前が上の湯。

所在地:山形県最上郡大蔵村大字南山字肘折
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電話:肘折温泉観光案内所 0233-76-2211

営業時間: 4月〜11月→8:00〜18:00 12月〜3月→8:00〜17:00

定休日:none

入浴料金:200円

泉質等:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 50℃ pH6.4


 古くから湯治場として名を馳せてきた肘折温泉の象徴とでもいうべき外湯である。
通常は受付でお金を支払うらしいのだが、私の訪れたときは受付が閉まっており、隣の商店で支払いを済ませた後、その店のおばちゃんにカードキーで入口の扉を開けてもらった。

 コンクリート造の建物の中は若干薄暗く脱衣場もいくらかジメジメしていたが、こうした状況のほうが変に小奇麗にしてあるより余程雰囲気があってよい。
 さすがは湯治場のお湯だけあり、広い浴槽には濃厚でなめらかな湯が満たされている。お湯の見た目は透明なのだがやはり濃いのだろうか、よく体が温まった。

 窓側にはお地蔵さんが立っており、その台座にはこの温泉の由来が刻まれている。曰く、807年にある老僧が上の湯を発見し、折れた肘を洗ってみたところ忽ち傷が癒えて精気も漲ってきたそうだ。この故事にちなんで肘折温泉と名づけられ、以来人々が湯治に訪れるようになったとのこと。修験道者の修行場である月山の麓ならではのお話だろう。
今度は是非ゆっくり泊まって、名物の朝市も訪れてみたいものだ。

  

 左:上の湯 外観
 右:浴槽の縁に佇むお地蔵さん

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新庄駅から 肘折温泉 いでゆ館

所要時間(片道):山形交通バスで約1時間強 バス停から徒歩5分

<行き方>
新庄駅前のバス乗り場から肘折温泉行バスに乗り、肘折温泉第1バス停で降りる。道端に「いでゆ館」への道標があるので、それに従って狭い路地を歩くと約300〜400mで辿り着く。

所在地:山形県最上郡大蔵村大字南山451-2
MAPIONによる地図表示

電話:0233-34-6106

営業時間: 4月〜10月→9:00-20:00 11月〜3月→9:30分〜18:00

定休日:第2・4火曜日

入浴料金:300円

泉質等:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 86.4℃


 上の湯とはうってかわって、こちらはエラく立派で新しい建物だ。
 1階でチケットを買い、おねえさんにチケットを見せてからエレベーターで3階へ昇ると、そこに浴室がある。
 新しいだけあって設備が整っており浴槽も広い。私が入った時には先客が誰もいなかったので、それをいいことについ大人気なく泳いでしまった。浴槽の対角線上に平泳ぎをしたところ、5掻き半できた。湯加減も熱くなくぬるくなく丁度良い。
このお風呂で特筆すべきは、浴室がガラス張りであるためにとても開放的で眺望に優れていることだ。見下ろせば銅山川の流れを、見上げれば月山の頂をそれぞれ楽しむことができる。

 ドライヤー・マッサージチェアーあり。食堂も併設。

  

 左:いでゆ館 外観
 右:温泉街の中の源泉

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山形駅から 蔵王温泉 下湯

所要時間(片道):山形交通バスで約40〜50分 バス停から徒歩5分

<行き方>
山形駅前1番乗り場から蔵王温泉ターミナル行バスで終点へ。蔵王のバスターミナル前から温泉街中心部へ伸びる路地に入り、お土産店や旅館に囲まれた坂道を登ると、右手に下湯がある。

所在地:山形県山形市蔵王温泉
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電話:023-694-9005 (蔵王温泉組合)

営業時間: 6:30-22:30

定休日:なし

入浴料金:200円

泉質等:酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 49.7℃


 冬に蔵王を訪れる客の多くはスキーやスノーボードを目的としており、早朝ながらバス車内はそうした乗客で溢れていたが、唯一私だけは温泉に入ることが目的であるので、周囲に比べてあまりに軽装な格好のままバスを降りることとなった。

 施設自体は無人だが、入口に料金を入れる箱があるので、そこに200円を投下して中に入る。下湯に着いた際、ちょうど入れ違いで出て行った先客のおじさんが「いい湯だよ、ここは」と私に笑顔で話しかけてくれたが、全くその通りだった。建物や浴槽など全てが木造で、浴室には濛々とした湯気と硫黄の匂いが立ちこめ、酸性で熱めのお湯が間断なくヒバの湯船に注がれている。湯船の底やお湯の吐出口には湯の花が沢山溜まっており、成分の濃さを実感できる。実際入口の壁には、強酸性ゆえに石鹸が中和して使えないことや、お湯で濡れたタオル等をそのままにしておくとやがて切れてしまうことが入浴心得として貼られているほどだ。なお石鹸が使えなくともお湯の酸で体の雑菌は十分殺菌できるから、湯船に入る前にはたっぷり掛け湯をする。

 建物の外にはちょっとした広場が設けられており、滾々とお湯の湧き出す源泉と思しきモニュメントと共に、蔵王温泉の由来を記したプレートが掲げられていた。それによればこの温泉は西暦110年に発見され、子供を丈夫にする、肌を美しくする、そして胃腸病を癒すといった効能を有する山形県最大の湯治場であるそうだ。

  

 左:下湯 外観
 中(または右):下湯 浴室
 右(または下):下湯 入浴心得

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山形駅から 蔵王温泉 川原湯

所要時間(片道):山形交通バスで約40〜50分 バス停から徒歩5〜10分

<行き方>
山形駅前1番乗り場から蔵王温泉ターミナル行バスで終点へ。蔵王のバスターミナル前から温泉街中心部へ伸びる路地に入り、お土産店や旅館に囲まれた坂道を登る。途中(下湯の手前)で右手に見える橋を渡り、そのまま川沿いを歩くと駐車場に突き当たるのだが、その右奥にひっそりと佇んでいるのが川原湯。

所在地:山形県山形市蔵王温泉川原
MAPIONによる地図表示

電話:023-694-9005 (蔵王温泉組合)

営業時間: 6:30-22:30

定休日:なし

入浴料金:200円

泉質等:酸性・含鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 48.1℃


 温泉街の路地裏のわかりにくい場所に位置しているためか利用客は少ないらしく、おかげでゆっくりとお湯を楽しむことができた。

 同じ蔵王でも上述の下湯とは源泉が異なり、お湯を口に含んだときの味が下湯よりも若干濃いように思われた。もちろん下湯同様湯の花が湯船の縁や底にたくさん溜まっている。お湯も熱い。
この川原湯の浴槽は非常に特徴的である。脱衣所・浴室ともちゃんと男女別になっているのだが、浴槽自体は男湯と女湯が繋がっていて、男女間を格子で仕切っている。だから浴槽内で男女がお互い格子から指を出し合えば、握手ならぬ握指をすることができるだろう。男女を別々にせず格子で区切るとは粋な構造だ。また浴槽の底がすのこ状になっており、しかも浴槽の縁の奥まで湯船が続いている。おそらくお湯が溜まっている部分は地面を刳りぬいたような形状をしており、そこにすのこを敷き、床板を並べ、仕切り板を立て、格子をはめることにより、長方形の浴槽らしい構造にしているのだろう。

 蔵王をはじめ、鳴子の滝の湯や津軽の酸ヶ湯など、硫黄泉のお風呂にはヒバの浴槽が良く似合う。とりわけこの川原湯のヒバ風呂は、特殊な形状をしているために私の記憶に強く残った。建物自体は小さく脱衣場も狭いが、このお風呂の持つ雰囲気はそうしたネガティブ要因を相殺して余りあるほどの魅力を私に与えてくれた。

  

 左:川原湯 外観
 右:川原湯 浴室


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